【臨床歯科麻酔管理指導医】　　　　　　　　　　　　　　　　【臨床歯科麻酔認定歯科衛生士】　　　　　　　　　　　　　　　の認定講習会に参加してまいりました。

歯科医師2名、歯科衛生士5名で　一般社団法人 日本歯科医学振興機構の

「臨床歯科麻酔管理指導医」「臨床歯科麻酔認定歯科衛生士」の講習会に参加してまいりました。

この資格は、歯科衛生士が麻酔に関する正しい知識と技術を習得し、歯科医師の指導のもとで安全に麻酔を行うことを目的としています。「歯科衛生士が麻酔をしても大丈夫なの？」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は法律上、一定の条件を満たせば歯科衛生士も局所麻酔を行うことが可能です。

歯科衛生士法や厚生労働省の過去の通達を確認すると、適切な知識・技術・経験を備えた歯科衛生士が、歯科医師の指示のもと歯科診療補助として局所麻酔を実施することが認められています。
ただし、安全性を確保するためにも、専門的な研修を受け、正しい手技を習得することが不可欠です。

講習会では、歯科関連法規から学び、麻酔の種類や作用機序に加え、アナフィラキシーショックや窒息時の対応、心肺蘇生法などの偶発症対策についても幅広く習得しました。特に麻酔の実習では、模型を使用しながら痛みを最小限に抑える技術を学び、より安全な処置の重要性を実感しました。

また、AEDの使用方法やハイムリック法などの一次救命処置についても、実践を交えながら理解を深めることができました。

当院では、患者様により安心していただける質の高い診療を提供するため、スタッフ一同、知識と技術の向上に努めております。

院内にもAEDや酸素ボンベ、血圧計などの救急対応機器を常設し、万が一の事態にも迅速に対応できる体制を整えております。

今後もこのような研修や講習会に積極的に参加し、最新の医療技術と知識を取り入れてまいります。患者様の安心と安全を第一に考え、引き続き努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。