子どもは虫歯予防が大切!夏休みに注意する飲み物とは
夏のスポーツドリンクやアイスは要注意!
夏の暑い日が続きますね。特に夏休みの子供たちは、アイスや冷たいジュースなど甘いものを摂取する機会が増え、虫歯のリスクが高まります。痛みが出たときには、すでに虫歯の進行が進んでいることが多く、さらに乳歯は永久歯よりも進行が早いといわれています。
虫歯の進行するメカニズムを知り、日頃から簡単にできる虫歯予防法を実践しましょう。
こまめな水分補給は必要ですが、ジュースなど糖分を含む飲み物は口の中を酸性にします。唾液は口内の酸を中和する役割がありますが、頻繁に糖分を含むジュースを飲むと、その唾液の効果が発揮されません。そのため、唾液による再石灰化が追いつかず、虫歯が進行しやすくなります。
日常的に飲むなら、水やお茶、牛乳など、酸性になりにくい飲み物を選びましょう。
夏は飲み物の選択がポイント
夏の暑い日は、水分補給としてジュースなどを飲む機会が増えます。砂糖が含まれている飲み物は虫歯のリスクを高めるため、特に注意が必要です。ここでは、注意すべき飲み物をいくつかご紹介します。
①スポーツドリンク
スポーツドリンクは、「歯にそれほど影響がない」と思われがちな飲み物です。しかし、スポーツドリンクには角砂糖3つ分の糖分が含まれています。
運動中に飲むことが多いですが、運動中は口呼吸の時間が増え、唾液の分泌量が減少し、自浄作用も低下し、虫歯が進行しやすい口腔内環境となります。
②炭酸飲料
炭酸飲料は、頻繁に飲むことで口の中のpHバランスが崩れ、酸性の環境が長時間続く原因となります。炭酸飲料には大量の糖分が含まれているだけでなく、炭酸の酸が歯のエナメル質を溶かす原因となります。このため、虫歯の進行が速くなり、虫歯の進行に大きな影響を与えます。
③果汁100%のジュース
果汁100%のジュースは、人工的なジュースよりも健康的だと考え、選ぶ方も多いのではないでしょうか。しかし、果物が甘いように、果汁100%のジュースにも糖が含まれているため、虫歯になりやすいです。また、柑橘系の飲み物は酸性に傾きやすく、虫歯の進行を促進させます。
お家で虫歯予防のセルフケア
虫歯の予防には毎日の継続的なケアが大切です。簡単な工夫で虫歯の予防ができます。
決められた時間以外に間食をする際は、キシリトール配合のガムやラムネを選ぶと良いでしょう。キシリトールは自然由来の甘味料で、虫歯菌のエサにはなりません。また、唾液の分泌を促進するため、虫歯のリスクを低減します。
毎食後や間食後に歯を磨くことが重要です。プラークは虫歯菌の住処であり、水でゆすぐだけでは取れません。また、小さなお子様は磨き残しが多いため、混合歯列期が終わる小学6年生ごろまでは、仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯磨き粉を選ぶ際には、フッ素配合のものをおすすめします。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の進行を防ぐ効果があります。普段の歯磨きでフッ素配合の歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化が促進され、酸による虫歯の進行を予防できます。
夏休みの間に歯科医院で
定期検診を
志木の歯医者 ファミリー歯科医院では、虫歯のチェック、プロフェッショナルケア、高濃度フッ素の塗布を通じて虫歯予防を行います。また、お子様の歯磨き練習、親御さんへの仕上げ磨きのポイントもお伝えします。
夏休み中に、歯医者で定期検診を受けて、虫歯になりにくい歯を目指しましょう。
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