根管治療について②

歯科医師の近藤です。

今回、20代女性の患者様のケースでは、検診で虫歯（カリエス）が発見されました。以前に根幹治療を行っていた為、再根管治療が必要となりました。

根管治療では、歯の内部の感染源を徹底的に除去することが重要です。特に今回は「イスムス」と呼ばれる非常に細い部分に感染が広がっていたため、超音波の器具を使用して、慎重に削り感染源を取り除きました。また、上部の感染部分も丁寧に除去しました。

治療方法について、自費治療と保険治療の違いをご説明しましたが、精密な処置を求められるため、患者様と相談の上、自費治療を選択していただきました。

•根管治療後の予後が良好であるためには、適切な修復処置も重要です。治療後は歯を守るためにクラウンなどの選択肢についてもご提案していきます。